今話題のロボット教室!習う価値あり?その特徴と効果を徹底検証

ロボット教室は子供に習わせる価値があるのでしょうか?人気急上昇の理由は?どんな効果があるの?という点について検証します。人気のロボット教室情報も。

プログラミングと日本文化を同時に学べる「寺子屋ラボ」

寺子屋ラボは、お寺や神社でロボット製作やプログラミングが学べる一風変わったロボット教室です。

 

実際のお寺や神社が教室となっており、小学生がプログラミングを学ぶことができます。

授業の中にお坊さんや宮司さんからのお話を聞く時間があり、道徳心や伝統文化についても学ぶことができます。


「現代版の寺子屋」として、現在全国に20の教室があります。

 

寺子屋ラボでは、ロボット制作を通じて学ぶ「プログラミング能力」と、お寺で伝統や文化に触れることで得る「人間力」の2つの能力を同時に伸ばすことができます

 

ロボット教育は、プログラミング教室である「ロボ団」の教育カリキュラムを導入しており、しっかりしたものです。

教室によっては、お坊さんや宮司さんがプログラミングの技術を習得し、教えてくれるところもあります。

 

講話の時間には日本文化や道徳のお話を聞けるだけでなく、教室となっているお寺や神社仏閣の見学をさせてくれることもあります。

親御さんも毎回授業を見学したり、講話を一緒に聞くことも可能です。

普段なかなか本物の日本文化に触れる機会はないですよね。

ITの技術だけでなく道徳心も身に付けることができる魅力的なロボット教室です。

 

寺子屋ラボの授業は月2回。

教室によっても異なりますが、隔週土曜日か日曜日に行われます。

1回の授業が3時間あるのも大きな特徴です。

 

例えば10:00~13:00のクラスでは、

10:00~ 僧侶、宮司による講話・寺社仏閣見学

10:30~ ロボット製作

11:30~ プログラミング&作ったロボット改造

12:30~ その日の成果発表

という感じで授業が進みます。

 

毎回ロボット製作からプログラミングまでを行い、授業の最後にみんなの前でその日の自分の成果を発表します。

受け身の授業だけでなく、発表の時間もあることで、みんなの前で発表する度胸やプレゼンテーション能力も身に付きますね。

 

寺子屋ラボの対象年齢は小学1年生~6年生まで。

1クラス10名程度です。

かかる費用は、

  • 入会金10,000円
  • 月会費12,800円
  • テキスト代(毎月)1,000円

になります。

ロボットキットは毎回教室で借りる形になります。

 

無料体験は実施されていませんが、3,000円で体験授業を受けることができます。

 

ITの知識と日本文化や道徳を融合させた画期的なロボット教室ですね。

お寺や神社に興味があるお子さまにはピッタリだと思います。

 

教室数が少ないので、家から通える範囲に教室があるかどうか探してみましょう。

 

 

レゴを使った本格的なロボット製作を学びたいなら「クレファス」

クレファスは、ロボット技術検定の認定校として認められた本格的なロボット教室です。

 

ロボット教室の中では古株の教室で、2003年設立当初から、高度な理数系の知識を楽しみながら学び、習得できる科学教育カリキュラムを提供しています。

 

教室は全国展開されており、プログラム内容も豊富です。

対象年齢は小学生~高校生ですが、全国で2校(新百合ヶ丘校、青葉台校)のみ、幼稚園年長から通える「ベーシックコース」というものがあります。

 

コースは以下の通りです。

 

◆Kicksジュニアエリート

  • ベーシック : 年長
  • スタンダード :小学1年生
  • アドバンス :小学2年生

◆Crefusコース

  • ブロンズ: 小学3年生
  • シルバー: 小学4年生
  • ゴールド: 小学5年生~
  • プラチナ:ゴールド修了者
  • M2:プラチナ修了者
  • M3:M2修了者
  • SS :M3修了者

 

最も難しいレベルのSSコースになると、遠隔操作だけでなく自立で動作するロボット構築を行います。

300を超えるパーツを使って、自分でカスタマイズしたイメージ通りのロボットを組み立てることが可能です。

ここまでくれば、かなりロボットとプログラミングに精通したお子さまに育つことでしょう。

 

クレファスでは、世界標準されているレゴのロボットキットを使って、ロボット製作を学びます。

 

Kicksジュニアエリートのコースではレゴ®エデュケーションWeDo 2.0を使用します。

レゴ®WeDo2.0は、レゴブロックを組み立て動かすことで、プログラミングとものづくりを体験できる小学生向けの教材です。

タブレット端末やPCにソフトウェアをインストールするだけでプログラミングを始められます。

Kicksジュニアエリートのアドバンスコースからは、プログラミングも勉強していきます。


Crefusコース(ブロンズ/シルバー/ゴールド/プラチナ/M2/M3)では、レゴ®マインドストーム®EV3という教材を使用します。

レゴマインドストームは、世界の教育現場で認められている教材です。

直感的なプログラムで簡単にプログラミングができるうえ、詳細な設定や複雑な組み合わせによって高度なプログラムによる計測と制御も可能になっています。


最もレベルの高い、Crefusコース SSコースでは、VEX®EDRというロボットキットを使用します。

VEX®EDRでは、大出力のモーターを使い、パワフルなロボットを作ることができます。

ロボットアームの構造と制御について学習したり、比例制御を用いたプログラムにも挑戦します。

かなり本格的なロボットの製作を学ぶことができます。


クレファスは授業内容もロボットキットもかなり本格的ですが、その分費用もかなりかかります。

最も長く使うレゴマインドストームのキットだけでも約5万2000円。

その他、学年があがるごとに拡張キットを購入する必要があります

さらに、クレファスは毎年4月から1年間の本コースが始まるので、途中から通学する場合は準備講座を受ける必要があります。


学年によって異なりますが、入会時にかかる費用は以下になります。

  • 入会金:15,000円
  • ロボットキット:約10,000~52,000円
  • プレスクール代:22,000円

月謝も年長クラスでは約13,000円ですが、学年が上がるごとに月謝も上がっていきます

 

クレファスはかなり費用がかかるロボット教室であることが分かりますね。

しかしその分、本格的なロボット製作とプログラミングを学ぶことができるので、本気度の高いお子さまにはすごくお勧めのロボット教室です。

 

 

ロボット製作とプログラミングを同時に学ぶなら「アーテック」

ロボット製作とプログラミングを最初から学びたいならアーテックエジソンアカデミーがおすすめです。

 

アーテックエジソンアカデミーは「ロボットプログラミング教室」としては日本No.1とされていて、

全国に教室展開しています。

 

段階的にプログラミングにレベルアップするのではなく、最初からロボット製作とプログラミングを同時に学べるロボット教室です。

 

タテ・ヨコ・ナナメに接続できるオリジナルのアーテックブロックを使うことでロボット製作を学びます。

 

また、ロボット製作と一緒に学ぶプログラミングでは、マサチューセッツ工科大学メディアラボが開発したプロ グラミング環境「Scratch(スクラッチ)」をベースにしたソフトを採用しており、

小学生でもわかりやすくプログラミングができるよう工夫されています。

 

カリキュラムは3年間で組まれており、1カ月1テーマのペースで進んで、全36テーマをマスターします。

作るロボットも少しずつレベルアップします。

一番最初に作るのは信号機。

アーテックブロックで信号機を作り、色が変わるプログラムを埋め込みます。

その後、2年目には4足歩行や2足歩行のロボットが作れるようになり、3年目にはペットロボットやお絵かきロボットなど、かなりレベルの高いロボットを作るようになります。

 

信号機や自動車など、身近なものからロボットとして作っていけるのが良いですね。

「普段目にしているものが自分で作って動かせるんだ!」と興味を持つお子さまが多いと思います。

 

プログラミングのテキストにもかなり工夫が施され、小学生でもしっかり理解できるように丁寧に作られています。

対象年齢は小学4年生(9歳)からなので、幼児は通うことができませんが、理系の科目が好きなお子さまにはぴったりなロボット教室だと思います。

 

アーテックエジソンアカデミーの気になる費用ですが、公式ホームページには明記されていません。

 

教室によって料金に差があり、おおよそ以下のような感じになります。

  • 入会金は5,000円~10,000円。(教室によっては0円になる場合もあり)
  • ロボット代は2年間で35,000 ~55,000円。
  • 月謝は8,000円~12,000円

前回の記事に書いたヒューマンアカデミーロボット教室よりは高額になりますが、

月謝は比較的通いやすい設定ですね。

 

アーテックエジソンアカデミーでも各教室で随時無料体験を実施しています。

 

通える範囲に複数教室がある場合は、両方体験に参加してみて、料金と教室の雰囲気を比較してみるのが良いですよ。

一番人気があるロボット教室は「ヒューマンアカデミーロボット教室」

ロボット教室はどんどん新しい教室が増えてきており、全国展開されているロボット教室も多数あります。


その中で、一番人気があるのがヒューマンアカデミーロボット教室です。


ヒューマンアカデミーロボット教室は、日本大手のロボット教室です。

全国に教室数が1,100以上あり、現在も増え続けています。


ヒューマンアカデミーロボット教室は、2018年4月に楽天リサーチで行われた「保護者が選ぶ満足度が高い 子供向けプログラミング教育」で第1位になりました。

とても満足度が高いロボット教室であることが分かりますね。

 

このロボット教室は、通信、通学講座などの教育事業を手掛けるヒューマンアカデミーが運営しています。

ヒューマンアカデミーの子供向けの学校としては、ロボット教室のほかに、サイエンス教室、プログラミング教室があります。

どの教室もしっかりとした実績に基づいたプログラムが組まれており、お子さまが楽しみながら学べる工夫がされています。


ヒューマンアカデミーロボット教室の対象年齢は5歳から

多くのロボット教室は小学生からを対象としているので、小学校入学前の5歳から通えるのは珍しいですね。


5歳から入れるクラスはプライマリーコースといって、「もっと早くから通わせたい」という親御さんたちの要望を受けて開設されたコースです。

ロボット製作に使用する図面に大きくて見やすい写真が使われていたり、漢字にはルビがふってあったりと、幼児のお子さまでも楽しく学べるようになっています。


ヒューマンアカデミーロボットには全部で5つのコースがあり、

  • プライマリーコース <対象:5,6歳から/1年間>
  • ベーシックコース <対象:小学生から/1年6か月間>
  • ミドルコース <1年6か月間>
  • アドバンスプログラミングコース <対象:ミドルコース修了者/2年間>
  • ロボティクスプロフェッサーコース<対象:小学6年~中学生>

となっています。

アドバンスプログラミングコースからはプログラミングを学ぶことができます。


ヒューマンアカデミーロボット教室の一番の魅力は、授業内容がとても良いにもかかわらず、費用が安くて通いやすいという点です。

ロボット教室では教材としてロボットキットを使用するため、入会時に購入することになります。(プログラミング中心のロボット教室ではまれに貸し出しのみのところもあります)


このロボットキットが高額で、有名なレゴのマインドストームを使用するロボット教室の場合、このキットだけで5万~6万円かかってしまいます。

入会金なども合わせて10万以上する教室もあります!


ヒューマンアカデミーロボット教室ではオリジナルのロボットキットを使用しているため、

ロボットキット代が3万円程度に抑えられています

しかも、ヒューマンアカデミーロボット教室では進級しても同じロボットキットを使い続けるので、「進級する度にロボットを買い足さなければならない」ということがありません。

同じロボットキットを大切に使い続けることで愛着もわきますし、1つのキットから何十、何百通りのロボットを生み出して発展させることで創造力や応用力がぐんぐん伸びることでしょう。

 

ヒューマンアカデミーロボット教室はカリキュラム、費用面、対象年齢全てにおいて、とてもバランスの取れたロボット教室です。


各教室で随時無料体験が実施されています。


「体験だけでもすごく価値があった!」

「今まで知らなかった子供の能力が引き出された!」

という口コミも多数あり、評判が良いです。


無料体験は簡単に予約でき、体験後もしつこい勧誘などはありません。


お子さまがロボットに興味がありそうなら、一度無料体験に行ってみるのがおすすです♪


ヒューマンアカデミーロボット教室の口コミまとめはこちら >>

 

プログラミング教室やロボット教室は子供にとって有効か?を考える

昔は子供の習い事といえば、ピアノ、水泳、そろばんが主流でした。

近年では、英語学習とともにロボット教室やプログラミング教室の人気が急上昇しています。

 

プログラミングが「2018年に新たに始めたい習い事2位」に

2017年、イーラーニング研究所が20代~50代の子どものいる親、計215人を対象にアンケートを行ったところ、

「2017年にさせた習い事」は

1位:スポーツ系
2位:学習塾
3位:音楽系
4位:英会話スクール
5位:習字

という結果になり、


「2017年、保護者間で話題になった習い事」では

1位:英会話スクール、プログラミング教室(同票)
3位:スポーツ系
4位:学習塾
5位:音楽系、ユーチューバー(同票)


そして、「2018年新たにさせたい(させる予定の)習い事」では

1位:英会話スクール
2位:プログラミング教室
3位:スポーツ系
4位:学習塾
5位:そろばん塾

になっており、IT系の習い事であるプログラミング教室への関心が高まってきているのが分かります。

2020年から小学校でのプログラミング教育が必修化が決定したことも大きな影響を与えています。


小学校でのプログラミング必修化は新たな教科が増えるというものではなく、

算数や理科など既存の教科の中で、プログラミングを取り入れた学習が実施されるというもので、

どの教科でどんな内容を学習するのかは学校によって異なります。

学校教育はこれからどんどんIT化が進んでいくのは確実です。

 

将来的なスキルとして、プログラミングができるというのは必須の項目になってくるでしょう。


さらに最近では、小学生の通信講座などもタブレット形式のものが多く、子供がPCやタブレットを操作できるのが当たり前になってきています。

 

これらのことを踏まえ、早い時期から子供にIT系の習い事をさせる親御さんが増えています。

子供達も幼いころからスマホタブレットに触れる機会が多くなっており、ゲームやプログラミングに興味を持つ時期が早まっています。

プログラミング教室、ロボット教室は魅力的な習い事

子供自身が楽しく学べぶことができるのであれば、ITの知識は早くから身に着けてつけておいた方がよいでしょう。

ITの知識だけでなく、集中力や論理的思考、判断力も身に付けることができます。

 

プログラミング教室は対象年齢が小学生からというところが多いですが、
同じITの習い事であるロボット教室は小学校入学前の5,6歳から学べる教室があります。

 

ロボット教室はプログラミングはもちろんのこと、ロボット製作についてもしっかり学ぶことができるので、創造力、発想力、空間認識能力なども身に付けることができます。


パソコンの前に向かってずっと授業を受けるのではなく、手を動かしてロボットを組み立てたり、

作成したロボットにプログラミングを埋め込んで動かしたりと、いろいろな経験をすることができるので、バランスが取れていて良い習い事だと思います。

 

プログラミング教室もロボット教室も、男の子だけでなく女の子の生徒も増えてきています。

これからもっと人気がでてくる魅力的な習い事ですね。